毎日きれいな湯を使用していても、連結する配管内や濾過槽、熱交換器には汚れが蓄積しています。付着物は主に

・ドロドロ、ヌルヌルとした脂垢、アメーバ、レジオネラ等の細菌(バクテリア)
・泉質や様々な成分が結合し、石のようになっているスケール(通称ガリ)
です。

これらを定期的に洗浄することで、清潔な環境を作り日々の清掃を楽にします。
またスケールを除去する事で吐出量、熱効率が上がります。


スケールの蓄積防止には
「スケール防止剤」の定期的な使用で蓄積させない方法も有効です。
高温泉にも使用でき、成分や効能にも全く影響致しません。

◆配管内に蓄積したスケールの分解除去◆
送湯管内に蓄積したスケールを「クリーピングA」で分解洗浄します。

スケールの蓄積により内部が目詰まりしているため湯の勢いがありません
断面図


内部はこのようにバームクーヘン状に蓄積した状態。
吐出量、熱効率の低下につながります。




「クリーピングA」原液〜3倍液を充填し1時間浸透させます。
(希釈率はスケールの厚さににより増減)
1時間後濁り水を抜き濯ぎ運転します。
スケールが分解され、きれいな水が勢いよく出てきました
洗浄後

《付着物質により、「クリーピングA」が該当しない場合には、特別仕様液がございます》

◆熱交換器に付着したスケールの分解除去◆

分解中。
熱交内部にスケールがびっしりと付着しています

洗浄後。
スケールが完全に分解されます

クリーピングA商品案内へ

■泉質により分解し難い場合は、スケール片等をご送付頂ければ適した洗浄剤を作成します■

・濾材に固結したスケールのサンプルテスト
洗浄前 分解中 洗浄後

レジオネラ症対策に
レジオネラ対策は濾過器と連結する配管、貯湯槽と連結する配管内全体の殺菌洗浄が重要です。
レジオネラ属菌は生物膜に生息する微生物等の中で繁殖し薬剤が届きにくいため、塩素剤だけでは不十分なのです。
常々の塩素消毒に加え定期的に濾過器や貯湯槽、連結する配管全体を洗浄し生物膜を除去して下さい。

◆濾過器及び連結する配管内の洗浄殺菌◆

吸入口付近に「濾過器洗浄剤」を投入し1〜2時間運転します。
内部に溜まっていた湯垢、脂質、細菌によるドロドロの汚水が排出されます。
汚水が排出されなくなるまで数回濯ぎ運転をしたら完了です。

                                                     →濾過器洗浄剤商品案内へ


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